動き検知(Motion Detection)
最終更新
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動き検知の使用と検知領域の設定は、カメラのプロトコルの対応の有無によって機能が無効になることがあります。
動き検知プロパティメニュー(Motion detection properties menu) 動き検知イベントを連動させるカメラのプロパティメニューです。
複数選択(Multiple selection) 最初の列のチェックボックスを使用して、複数のカメラ設定を同じように設定できます。 各列のタイトルを含む最初の行のチェックボックスを選択したとき、変更する設定はすべてのカメラに適用されます。
名前(Camera name) チャンネル番号に記録されているカメラ名を確認できます。
有効(Enabled) 領域全体または選択した領域の動きを検知するか指定します。 動き検知機能を使用すると、対応するカメラ映像の動きの有無に応じて、録画、アラーム信号の発生、警告メッセージの表示などの機能と連携して使用できます。
感度(Sensitivity) 映像でどの程度の変化があるときに動きとして検知するかを指定します。 たとえば、カメラ画像の縦x横のサイズは10x10のとき、点の合計は100です。 ここで10個以上の点に変化があると動きとして検知するためには、感度を90%に設定する必要があります。 逆に異常点の変化がある場合にのみ動きを検知するためには、感度を10%に設定する必要があります。
ノイズ(Noise) カメラ映像で電気的な理由で発生する不要な信号を無視する機能です。 カメラ映像ケーブルの接続状態によってノイズが多く発生することもあります。この時、カメラ映像に変化がなくても動きとして検知することがあります。 たとえば、現在のノイズ設定が10%であれば、前のカメラ画像と現在のカメラ画像で対応する座業の各点との差が10%以上でなければ変化が生じないと判定し、10%未満のときノイズと判断して動きとしては検知しません。 現在見えるカメラ画像と前のカメラ画像のの各対応する座標の色値をY2、Y1とすると、Y2 - Y1 または Y1 - Y2 がノイズの値より大きいと、ノイズではなく正常な物体の動きとして検知します。 ノイズ調整は、通常の物体の動きとノイズを区別するためにカメラ映像で発生するノイズを無視する数値を調整することです。
エリア(Area) エリアを押すと、カメラ映像の全領域ではなく、選択した領域に対して動きを検知するようになります。 動き領域設定画面を表示したら、指定したい領域をマウスでドラッグすると、赤色領域に変わります。 このような赤色の領域が動きを検知する領域です。 赤色の領域として指定した動き検知領域を消去するには、クリアボタンを押します。
動き検知イベント連動(Detection Motion Event Connection)
常に動きを検知する(Always Detection Motion) 常に動きを件するか指定します。 常に動きを検知しないとき、スケジュール...ボタンを押すと、毎週の時間帯で動きの検知スケジュールを調整できます。 スケジュール設定の詳細について、録画スケジュール設定(Schedule)を参照してください。
イベント接続...(Event mapping...) 動きが検知されたとき、NVRのシステムが行う機能と接続します。...ボタンを押すと、チャンネルに接続されたアクションを見ることができます。
メモ
ノイズ設定値が小さいほど小さい動きに反応します。 カメラ信号が悪いとき、ノイズを大きく設定する必要があります。