フェイルオーバー(Failover)設定
最終更新
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NVR/VMSの障害が発生したときにデータの損失を防ぐため、別のNVR/VMSで障害対応を行うことができます。
フェイルオーバーサーバーは通常、メインのNVR/VMSを監視します。
メインのNVR/VMSに障害発生したとき、メインのNVR/VMSの環境に自動的に切り替えて運用します。
メインのNVR/VMSが復旧すると、再び待機状態に戻ります。
同じチャンネル数のメインNVR/VMSとフェイルオーバーサーバーを1:1に設定する方法です。
フェイルオーバー設定は、メインのNVR/VMSではなく、フェイルオーバーのNVR/VMSで行います。
設定 - 詳細 - フェイルオーバー設定をクリックします。
NVR追加ボタンを押して、メインNVR/VMSを選択して、ユーザーとパスワードを入力して確認します。
メインのNVR/VMSのチャンネル情報が入力され、OKボタンを押して保存します。
そのあと、フェイルオーバー監視モードで動作し、メインのNVR/VMSで障害が発生したとき自動的に設定が切り替わります。
複数のメインのNVR/VMSを1台のフェイルオーバーサーバーとして構成する方法です。
障害が発生してフェイルオーバーサーバーが稼働している間に他のメインのNVR/VMSに障害が発生したとき、追加の対応はできません。
最初のメインのNVR/VMSを追加したあと、NVR追加ボタンを押して次のメインのNVR/VMSを追加します。
設定内容に追加したNVR/VMSの情報を確認して、順番にNVR/VMSを追加します。
追加が完了したら、OKボタンを押して保存します。
そのあと、フェイルオーバー監視モードで動作し、メインのNVR/VMSで障害が発生したとき自動的に設定が切り替わります。
1台のフェイルオーバーサーバーがメインのNVR/VMSのすべてのチャンネルに対応できる場合に使用します。
たとえば、4台の25ch NVRを100chフェイルオーバーサーバーに適用できます。
メインのNVR/VMS 25chのとき、図のように次のメインのNVR/VMSを追加するときの開始チャンネルを26に設定します。
これを行うと、1番目のメインのNVR/VMSはフェイルオーバーサーバーの1〜25ch、2番目のメインのNVR/VMSはフェイルオーバーサーバーの26〜50chに接続されます。
上記の方法により、100chフェイルオーバーサーバーに25chずつNVR/VMSのフェイルオーバー設定が可能となります。
すべてのメインのNVR/VMSを開始チャンネルに注意して追加します。追加が完了したら、OKボタンを押して保存します。
そのあと、フェイルオーバー監視モードで動作し、メインのNVR/VMSで障害が発生したとき自動的に設定が切り替わります。
NVR+/VMS のとき、各サーバーごとにフェイルオーバー設定を行う必要があります。
メインサーバー1<-フェイルオーバーサーバー1
メインサーバー2<-フェイルオーバーサーバー2
フェイルオーバーは30秒間隔でメインNVR/VMSを監視することによって機能します。.